うさるーぱー’s blog

受けループ一筋(我が家のウサギ可愛い)

【SMシーズン5使用構築】ドヒドブルル+ラミヌケ【最高・最終2007】

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【前書き】
ORASから本格的にレートに参戦し、受けループの虜になる。
毎シーズン1900は越え、2000チャレでの敗北も何回か味わったが、SMシーズン5でついに2000を達成したので記念にブログ開設。
世界の受けルーパーの参考になれば。
長いですが、よろしくお願いします。


【構築経緯】

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SM初期は、ORASからの正統受けループ(ラキムドー軸)で参戦。
しかし、Z技の出現や積み構築の乱立により、
ラッキー=特殊受け、エアームド=物理受け
という基本選出が全くできずに絶望。
一方、ドヒドイデという最強の受けポケモン+カプ族最強のブルルの登場により、ドヒドブルルにはまる。
ドヒドブルルをメインに、どんな構築にも詰まない受けポケモンを探し、ラミヌケという最強の見せポケモンを加えて完成。
SM環境における受けループは、数値受けがとにかく難しいので、守るや無効タイプにより受けきるのが非常に重要。
なお、ポリゴン2以外の5匹は守るもちで、ドヒドイデ以外の5匹は無効持ち。


【個別解説】
※並びは見せポケのラミヌケが先頭だが、基本選出はドヒドブルル+αなので、ドヒドブルルから紹介

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ドヒドイデ@黒いヘドロ(再生力)
図太い H252 B236 D20
熱湯/トーチカ/黒い霧/自己再生

相棒。普通の物理受けドヒドイデ
持ち物は、ガルーラ対策のゴツメもいいが、このパーティーではヤミラミで対策してるので不要。はたきおとす対策の氷Zも一考だが、自動回復は重要なのでヘドロ。
調整は、何かオススメしてあったやつのパクリ。HB特化でもいいと思う。
トーチカの欄は、毒菱・毒々と選択だが、毒菱は毒を入れたくない相手(火傷させたい相手)に毒が入ったり、毒を入れたい相手が浮いてて毒を入れられなかったりするので微妙。毒々は好きな相手に必中で毒を入れられるが、トーチカは毒ダメ稼ぎ+ヘドロ回復、Z空かし、身代わり貫通で毒を入れたりと強かったので良かった。

役割対象:
(メガ)バシャーモリザードンY、ルカリオ
(一般)ミミッキュゲッコウガギルガルドウルガモスマリルリ
(GF下)ランドロスガブリアスマンムーカバルドン

ブルルと同時選出するときは、ブルルを先発して、ドヒドに交換することを意識。
GF下であれば、地面タイプや不意の地震持ちを抑え込める。
バシャーモは、剣舞雷P持ちでも、トーチカで毒を入れれば抑え込める。剣舞地震持ちは降参。
リザードンは、XでもYでもとりあえず黒霧から入り、Xなら黒霧を連打し続ける。しびれを切らして逆鱗を打ってきたらトーチカで毒を入れて詰ませる。Yは適当に詰ませる。
ルカリオは、物理型なら地震持ち以外は完封。特殊型は気合いボールを避けるよう祈る。
ミミッキュは、呪い型だと勝てると勘違いされるが、大抵粘り続ければ相打ち以上に持ち込める。
ギルガルドは、Zをトーチカかポリ2でスカして、PP切れまで追い込む。
ウルガモスは、サイキネ持ち以外なら詰ませられる。
マリルリは、太鼓後はたき落とすを耐えれば勝ち。はたき持ち以外なら完封。

その他、受けループにはとにかく積んどきゃ勝てるやろという甘えた奴(スイクンとか)は、黒霧連打で逆に詰ませる。


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カプ・ブルル@食べ残し(グラスメイカー)
慎重 H252 B4 D252
ウッドホーン/宿り木の種/身代わり/守る

普通の特殊受けブルル。
持ち物は、混乱実も試してみたが、サイクルに強くなり、みがまもハメもしやすくなる残飯一択。補完枠で使い捨てのヒードランにはあげない。
調整は、カプ族に強くなるようにHDぶっぱ。
後出しされる炎タイプを仕留めるためにエッジを入れたこともあったが、ハメによる強い勝ち筋を持てるみがまもの方が強かった。ブルル1匹でハメ殺す試合も多い。

役割対象:
(メガ)ギャラドスバンギラス
(一般)テテフ、コケコ、レヒレ、ランドロスガブリアスカバルドンキノガッサアシレーヌロトムマリルリ

ギャラドスは、飛行Zの可能性があるので、メガ枠が1匹しかいなくてメガ確定の時以外には、一旦ドヒドかポリ2に引く。
時々いるバンギラスにも基本的には殴り負けない。
カプ族には何度も後出しが効く。さすがカプ族最強!(但し、使用率最下位)
ランドは飛行Z、ガブリアスは毒突きの可能性があるので、一旦ドヒドかポリ2に引く。
キノガッサは、かなりダメージを負うが、基本的には殴り負けない。

その他、受けループに強くて、時々いるシザリガーサーナイトにも殴り勝てる。
また、受けループ殺しの挑発サザンドラは、ドヒドと交換を繰り返してPPを枯らす。
積みポケ(ボルトとか)との対面で、ブルルを大事にする必要のない場合には、身代わりから入ってあわよくばハメる。


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ヒードラン@オボンの実(貰い火)
穏やか H212 B4 C4 D204 S84
マグマストーム/大地の力/毒々/守る

流行りのリザードンを〆る補完枠。
持ち物は、残飯をブルルに取られているので、オボンの実か混乱実。GFと合わせてリザXの逆鱗の乱数が変わる可能性のあるオボンの実にした。その他は、風船やシュカの実も試してみたが、汎用性が低かった。
調整は、16n+1、ロトム抜きとかで、みがまも調整。ORASのをそのまま持ってきただけ。リザXYを〆るだけなので何でもいい。
技構成は、役割対象を逃がさないマグスト+毒々+守る。加えて、構築全体でほぼ勝てないヒードランにワンチャンを残すために大地。

役割対象:
(メガ)リザードンXY、ゲンガー
(一般)ウルガモスヒードランギルガルドナットレイテッカグヤ、テテフ、ポリゴン2

リザードンは、Xだとほぼ100%出てくるが、ドランを後出しして毒々。その時に剣舞をされても逆鱗は一発耐えるので、守るでダメージを稼ぎ、逆鱗2発目で死んだら、ブルルを後出し→みがまもハメで終了。地震持ち以外のリザXには負けたことがない。
ガモスは、めざ地持ち以外はマグストで捕まえて毒殺。めざ地持ちは降参。

その他、ゲンガーには負けないが、積極的には選出しない。
また、鋼タイプには強いが、積極的には選出しない。
テテフ・ポリ2にも強いが、積極的には選出しない。
要するに、リザとガモス専門の必殺仕事人。


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ポリゴン2@進化の輝石(トレース)
図太い H244 B252 D12
イカサマ/冷凍ビーム/毒々/自己再生

マンダ+ゲンガー受け。
特性は、マンダに威嚇を入れたり、メガゲンの影踏みをトレースして滅びから逃げるため、トレース一択。
調整は、マンダをしっかり受けるためにHB特化。
マンダを確実に〆るために、冷凍ビーム+毒々。物理全般と戦うためにイカサマ。

役割対象:
(メガ)ボーマンダ、ゲンガー、メタグロス
(一般)ランドロスガブリアスカバルドンドリュウズミミッキュゲッコウガ

ボーマンダは、とにかく冷B連打→羽休めのタイミングで毒々。毒羽型には降参だが、一度も合わなかった。
ゲンガーは、後述するように、ヤミラミから入って鬼火を入れ、ポリ2で自己再生連打で削り切る。絶対に後出しして影踏みをトレースするようにして、滅ぼされないように注意する。
メタグロスや地面枠は、GF+ドヒドやヤミラミでも行けるし、ミミッキュゲッコウガはドヒドの方が安定するが、ゲンガー軸の相手にはポリ2の選出を強制されるので頑張ってもらう。


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ヤミラミ@メガストーン(悪戯心→マジックミラー)
図太い H252 B252 D4
イカサマ/鬼火/守る/自己再生

ヌケニンの相棒。
性格は、慎重が流行っているが、ステロ持ち=ほとんどが物理地面に後出ししていくので、個人的には図太い一択。
調整は、CSゲンガーとC特化ガルドのシャドボ2耐えにするか悩んだが、耐えたところでどうしようもないし、その2匹は他のポケモン(ポリ2とドヒド)で詰めることができるので、できるだけ地面枠に強くするためにHB特化。
イカサマの枠はナイトヘッドにしたこともあるが、物理地面に強くするためイカサマに。守るの枠は猫騙しも人気だが、守る→自己再生の連打でPPを削って詰ませたり、Z技を空かせる守るの方が強かった。

役割対象:
(メガ)ゲンガー、ガルーラ、メタグロス
(一般)ナットレイテッカグヤキノガッサランドロスガブリアスマンムーカバルドンドリュウズ

ゲンガーは、鬼火を入れた後ポリ2に交代(先述)。
ガルーラは凍らない限りグロパン1積みでも安定。
ナットレイテッカグヤの宿り木を跳ね返すので、耐久殺しになるのも偉い。
キノガッサは、タネガン2回の7発以上で死ぬので不安定。
地面枠には、ステロを撒かれないように後出しして自己再生を繰り返す。

ヌケニンのお守りしかできないお荷物と思われがちだが、やはり物理耐久は高く、意外に単独で選出する。
特に、上位に多いガルーラに強いのが偉い。


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ヌケニン@防塵ゴーグル(不思議な守り)
寂しがり A252 S252
影打ち/守る/鬼火/毒々

普通のヌケニン
持ち物は、不利対面で一度だけ無理矢理火傷か毒を入れられるタスキも一考。しかし、ヌケニンを選出して、役割相手が役割破壊めざ炎などを持っていたときには、一発耐えてもほぼ負け確定なので意味がない。一方で、ヌケニンを出さないと負ける試合で、相手がカバの砂やアロキュウの霰でヌケニンを対策しようとしてくる時にも迷わず選出できるゴーグルの方が使いやすかった。ヌケニンは汎用性よりも役割遂行の方が重要。
性格は、途中までせっかち最速で使っていたが、抜きたい相手がいない一方で、影打ちの威力不足で負けた試合が2回くらいあったので、寂しがりに変更した。
影打ちの枠は、ゴツメ等の対策に非接触のシャドボや秘密の力も一考だが、先制かつPPも多い影打ちが便利。ゴツメ・ガブ・ナットなどが裏にいないことが確認できるまでは影打ちは使わない。

役割対象:
(メガ)ルカリオギャラドスメタグロス
(一般)ボルトロス、コケコ、テテフ、レヒレ、アシレーヌマリルリ

基本的には、ボルトロス受け。その他、受けループ殺しのデンジュモクも受ける。
コケコも完全に受けられるが、ブルルで十分。
ルカリオ・ギャラ・グロスは、岩技・悪技がなければ受けれるが、ドヒド・ブルルなどで十分。
テテフは、スカーフなら、シャドボ・めざ炎を他のメンツと合わせれば受けれるが、ブルルで十分。
レヒレ・アシレ・マリルリは、めざ炎・はたきがなければ受けれるが、ブルル・ドヒドで十分。

要するに、安定性に欠けるので、ボルト入り以外には基本的に出さない。
また、オニゴーリのPP枯らしも担う。
その他、ゲンガー軸にはドヒド・ブルルが出せないので、ヌケニンでワンチャンを狙う。


【選出・運用】
相手のメガポケに合わせて選出(バシャ→ドヒド、マンダ→ポリ2、リザ→ドラン、ガル→ヤミラミ、って感じで)。
その他のポケを受けれる選出を考える。以上。
2メガ構築が特にめんどくさい。

相手の6匹をいずれか3体で受けれるなら、選出画面で勝ち確定。
4体以上の選出が必要になるなら、選出を読み切ったら勝ち。間違えれば負け。
選出を読み切ったら、一発逆転Z技を受けきるのを意識する(ブルルがギャラ・ランドに飛行Zを当てられない、ドヒドがバシャに雷Zを当てられないなど)。

ラキムドーのように何にでも対応できる強い基本選出はないが、選出が噛み合うと完封できる強い並びだった。
なお、メガヘラ軸は降参。メガクチ軸は、ドヒドで頑張るか、ドランで燃やす。


【後書き】
1900に乗ってからは、ほとんど負けずに連勝を続けて一気に2000に乗った。
その後も負ける気がしなかったが、初めて2000に乗ったので、無理をせずにそこでやめてしまった。
もう少し上を目指せたかもしれないが、今回はこれで満足した。

今期は、2000チャレンジを奥さんが見守ってくれて、無事に勝つことができました。
ミミッキュの写真は、その時の記念写真。
シーズン6はプライベートが忙しくてほとんど潜れないと思うので、次はUSUMで頑張ります。

もし最後まで読んでくれた方がいればありがとうございました。