うさるーぱー’s blog

受けループ一筋(我が家のウサギ可愛い)

【SM・USUM】受けループ構築論(番外編)

どーも。らっこまるです。

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前回は、受けループ構築論を2回にわたって公開したところ、ものすごい数の方々に見てもらって驚いてます(閲覧数毎日100超え、合計10000超え)。
どんな需要で見られているのか分かりませんが、私のブログをきっかけに受けループの研究(×対策)が深まってくれると嬉しいです!

そこで、今回は、さらに番外編として、受けループ構築論(後編)では紹介しきれなかった受けポケモンについても紹介したいと思います!

どのポケモンも十分活躍できると思いますが、何らかのポケモンの劣化になるなどの理由から、前回は紹介しなかったポケモンたちです。
特に、横に☆印を付けたポケモンは、受けループ構築論(後編)でも紹介するか悩んだ準一線級の受けポケモンです。
まだまだ研究途中ですが、新たな受けル構築のヒントになれば。


【水枠】
f:id:rakkomaru:20180406123034g:plainママンボウf:id:rakkomaru:20180406123049g:plainミロカロス
単水勢。どちらも物理受けとして優秀だが、現環境ではドヒドイデより優先する理由が乏しい。
ママンボウは、特性「再生力」+願い事で自分と後続を同時回復するという無二の個性がある。しかし、積み技(鉄壁等)や起点回避技(黒い霧等)がなく、すぐに積まれて突破されてしまう。受けルよりもエースを復活させる構築の方が活きそう。
ミロカロスは、火炎玉+特性「不思議な鱗」で状態異常対策+物理受けが可能。また、特殊も固くてミラコも覚える。しかし、火傷の自傷ダメが地味に痛く、再生力持ちの2匹と比べても、無限に受け続ける受けルにはやや不向き。

f:id:rakkomaru:20180406123106g:plainトリトドン
水地面勢。耐性が優秀だが、同じく水地面勢のヌオーより優先する理由が乏しい。
耐久値はさほど変わらないが、ヌオーには「天然」という最強特性があり、受けルでの需要が高い。ややDが厚くてミラコを覚える点でヌオーと差別化可能か。地割れを覚えるのでvs受けルに強く、むしろ受けル対策になる。

f:id:rakkomaru:20180406123120g:plainマリルリ
水妖勢。耐性が優秀で、リザXやバシャのストッパーとしての需要があるが、回復手段に乏しく受けルには採用しづらい。
特性「草食」にすればガッサ対策になり、滅びの歌を覚えさせればゴーリ対策になり、一定のニーズは満たすことができる。
なお、同じく水妖勢のレヒレは、相手に毒が入れられなくなるので、やはり受けルには採用しづらい。

f:id:rakkomaru:20180406123308g:plainギャラドスf:id:rakkomaru:20180406123332g:plainマンタイン
水飛行勢。優秀な耐性で、バシャやルカリオ受けなどに有効だが、いずれもイマイチ受けルには採用しづらい。
ギャラドスは、威嚇込みで高い物理耐久を持つが、回復手段に乏しく、すぐに死んでしまう。受けルよりサイクルパに。
マンタインは、高い特殊耐久+羽休めを持つが、水飛行で受けたい相手には物理が多く、ニーズと種族値が一致しない。
なお、同じく水飛行勢のペリッパーは、ギャラドスマンタインの中間のような感じで中途半端。受けルに採用するには数値が足りない。


【草枠】
f:id:rakkomaru:20180406123408g:plainナッシー
特性「収穫」勢。守り神sに強いが、オーロットより優先して採用する理由が乏しい。
エスパーとゴーストを比べると、明らかにゴーストの方が受け向きであり、蜻蛉4倍でコケコ受けが安定しないのもつらい。また、オーロットの方が鬼火や呪いなどの補助技が豊富。エスパータイプのおかげでテテフ受けが可能なので、そのために採用するのはあり。

f:id:rakkomaru:20180406123758g:plainモジャンボf:id:rakkomaru:20180406123812g:plainブリガロン
物理が固い草勢。現環境では草枠に特殊(水・電気)受けの役割が求められ、ニーズに合ってないが、地面受けとしての採用はあり。
モジャンボは、高い物理耐久+再生力で、ゴツメを持たせれば物理受けとしては優秀。
ブリガロンは、ニドガ+ゴツメで、やはり物理受けとしては優秀。受けポケモンに珍しい格闘タイプでバンギ対策もできるが、むしろ妖弱点がつらい。

f:id:rakkomaru:20180406123715g:plainエルフーンf:id:rakkomaru:20180406123727g:plainワタッコ
宿り木ハメ勢。しかし、素の耐久値が低く、受けルには採用しづらい。
エルフーンは特性「悪戯心」により、ワタッコも高いS種族値により、先制で宿り木・身代わり・アンコールを駆使してハメる。また、コットンガードを積んで高速要塞化も可能。エルフーンは特性で、ワタッコは「力を吸い取る」で差別化できる。
エルフーンは、独特な耐性も優秀だったが、ブルルにヒードランの相棒ポジションを奪われた。


【炎枠】
※炎タイプは、耐性が優秀(環境に多い鋼・妖に耐性あり)だが、攻撃的な種族値が多く、イマイチ受けルに入りづらい。

f:id:rakkomaru:20180406124202g:plainf:id:rakkomaru:20180406124217g:plainリザードンXY
最強メガポケモン。XYいずれも高い種族値と優秀な耐性で、鬼羽型として活躍できるが、受けるより攻めた方が強い。
種族値的には、Xが物理受け、Yが特殊受けに向いているが、耐性としては、Xが特殊受け、Yが物理受けに向いている。物理受けとしては、下の炎の体勢の方が優秀だろう。

f:id:rakkomaru:20180406124241g:plainウルガモスf:id:rakkomaru:20180406124730g:plainファイアロー
特性「炎の体」勢。特性と耐性が物理受けとして優秀で、ルカリオクチートなどの鋼枠やミミッキュなどの対策に。しかし、種族値が攻め向きであり、受けルとしては物足りない。また、ステロで半分削れるのも受けルとしては辛い。
ウルガモスは、物理に対して鬼火、特殊に対して蝶の舞を使い、どちらも詰めていくことが可能。蝶の舞を積むと突破力も高い。
ファイアローは、物理を鬼羽挑発で詰めていく。なお、ファイヤーも同様の使い方ができるが、ファイアローの方がSが高くて上から鬼火を撒けるほか、挑発も有用。

f:id:rakkomaru:20180406124846g:plainウインディ
特性「威嚇」勢。威嚇+鬼火で高い物理耐久を手に入れることができるが、素の耐久値はそこまで高くないので、受けルとしては物足りない。
バクアで特殊受けを補完したり、「燃え尽きる」で弱点を消しての受けも可能。ダブルの方が主戦場。
なお、特性威嚇勢は、受けの補助としてめちゃくちゃ優秀だが、受けルには採用しづらい(高速回復技がない)ポケモンがほとんどであり非常に残念。


【悪・ゴースト枠】
f:id:rakkomaru:20180406125032g:plainバルジーナ
飛んでる悪。エアームドブラッキーの中間のような使用感で、鉄壁羽休め型だとエアームドの劣化、イカサマ型だとブラッキーの劣化になりがち。
しかし、特性「防塵」でキノガッサ対策、蜻蛉でゲンガーからの逃亡など差別化は容易であり、十分に受けル採用圏内。

f:id:rakkomaru:20180406125046g:plainサザンドラ
ドラゴン勢。優秀な耐性で、ゲンガー対策と炎・水・電気対策を兼ねられる。しかし、妖4倍が現環境ではつらすぎる。
種族値もさすがに優秀で、挑発羽休めを覚えさせて、物理受けも特殊受けも可能。妖受けの鋼・毒ポケモンと組ませれば採用も可能か。どちらかと言えば受けル対策としての採用が多い。

f:id:rakkomaru:20180406125101g:plainミカルゲ
悪ゴースト勢。耐性が優秀だが、ヤミラミより優先して採用する理由が乏しい。
ヤミラミとの差別化は、追い打ちによるゲンガー対策。しかし、ゲンガーを葬るにはAにかなり割く必要があり、受けルとしては物足りなくなる。

f:id:rakkomaru:20180406125112g:plainデスカーンf:id:rakkomaru:20180406125127g:plainサマヨール
単ゴースト勢。物理がめちゃ固く、特殊もそれなりに固いが、単ゴーストだと耐性がイマイチ。
いずれも呪い・黒い霧・スキスワなどの優秀な補助技があり、デスカーンは、さらに毒菱・鉄壁なども優秀。デスカーンは「ミイラ」、サマヨールは「お見通し」「プレッシャー」という特性もそれぞれ優秀。回復技が痛み分けしかないのが残念で、自己再生をもらえれば一線級間違いなし。

f:id:rakkomaru:20180417124228g:plain®ガラガラ
ボルト対策枠。特性「避雷針」で電気無効、ゴーストタイプで格闘無効毒半減、炎タイプで氷草半減なので、ボルトを完封できる。しかし、一般的な受け性能は低い。
一応痛み分けで回復したり、滅びの歌でゴーリ対策などもできるが、「太い骨」を持たせるのが必須で回復アイテムを持てなかったり、フレドラで自ら体力を削ったりするので受け続けるのは困難。


【鋼枠】
f:id:rakkomaru:20180406125152g:plainギルガルド
最強ジャンケンポケモン。耐性が非常に優秀で、テテフ対策に加えてルカリオ対策やメタグロス対策も。受けルでなくとも、残飯型でPTの受け枠に採用されやすい。
一線級の鋼枠と比べると対応範囲がやや劣るが、ほぼ一線級の受けポケモンとして採用可能。

f:id:rakkomaru:20180406125308g:plainドータクン
浮いてる鋼勢。浮いてる鋼は耐性が非常に優秀で、テテフ対策に加えて地面枠の対策になる。しかし、エアームドテッカグヤとの差別化が難しい。
エアームドとはDの高さで差別化可能だったが、テッカグヤの登場でいよいよ差別化が難しくなった。ステロトリル爆発でトリパの方が活躍しそう。

f:id:rakkomaru:20180406125337g:plainハガネールf:id:rakkomaru:20180406125351g:plainボスゴドラf:id:rakkomaru:20180406125407g:plainツンデツンデ
物理めちゃ固勢。現環境では、鋼にテテフ対策が求められるので、ニーズに合ってない。物理が固いものの、炎地面格闘などを受け切れないため、耐性と種族値も合ってない。
それぞれ耐性が異なり、差別化は容易。受けルよりも、ステロ吠えるの起点作りや、トリル下エースなどの運用の方が向いている。


【その他物理受け】
f:id:rakkomaru:20180406125732g:plainピクシー
特性「天然」勢。とにかくこの特性は受けルに有用で、この特性だけで採用圏内だが、ヌオーとの差別化が問題。
単妖は、そこまで耐性が優秀とも言い難く、そこまで高くない耐久値と相まって受けルへの採用はためらわれる。どちらかと言えばステロ電磁波の起点作りや、バトンパのエースに向いている。なお、Dに振って特殊受けも可能。

f:id:rakkomaru:20180406125743g:plainサンダー
電気飛行勢。耐性が非常に優秀で、ボーマンダルカリオテッカグヤ対策になる。受けルとして採用するにはやや数値が足りないが、十分に採用圏内。
物理受けにする際には、特性「静電気」で麻痺ワンチャンも狙える。
また、Dに振って特殊受けも可能。その場合は特性「プレッシャー」+身代わり+残飯でPP枯らしが非常に強い。受けルへの採用より、受けル殺しとしての採用が多い。

f:id:rakkomaru:20180406125754g:plainマッシブーン
生まれる時代を間違えた筋肉アイドル。恐ろしい物理耐久値を持つが、炎枠やボーマンダに弱い上、妖勢が多すぎてつらい。
地面勢やルカリオ対策には有用。毒羽に加えて、ビルドレ吸血や、飛び跳ねるなどの面白い闘い方ができる。

f:id:rakkomaru:20180406125816g:plainクレベース
耐性に泣かされる勢。物理耐久は非常に高いが、炎格闘鋼などに弱点をつかれるので、耐性と種族値が合ってない。
なぜか自己再生を覚え、地面枠の対策には有用。地味に受けルでつらいオニゴーリの零度を無効にできるのも偉い。特性「頑丈」+ミラコでワンチャン特殊突破も。


【その他特殊受け】
f:id:rakkomaru:20180406125937g:plainヌメルゴン
ドラゴン勢。サザンドラと同様、炎・水・電気対策として十分に採用圏内だが、妖が多すぎてつらい。
特性「草食」によりキノガッサ対策もできるのが優秀。600族最弱と噂されるが、受けル界ではバンギの次に注目される(?)。自己再生をもらえれば間違いなく一線級に。弱すぎるので早くください(←)。

f:id:rakkomaru:20180406125950g:plainカビゴン
単ノーマル勢。特性「食いしん坊」+リサイクルにより受けポケモンとしての才能を開花させたが、ハピラキより優先して採用する理由が乏しい。
Bにも振ると物理も特殊もそれなりの耐久値があり、ステロ+欠伸・吹き飛ばしの昆布戦法が可能。エアームドと組ませた「カビゲンムドー」が有名だが、受けルというよりはサイクルパに近い。

f:id:rakkomaru:20180406130001g:plainデデンネ
アイドルネズミ枠。優秀な耐性と優秀な特性「頬袋」を持つが、受けルに採用するには種族値が足りない。
甘える・怪電波による受けや、パラボラによる攻防一体、ほっぺで麻痺入れや、怒りの前歯の削りなど非常に面白い動きができるが、エース補助の方が向いている。


【その他メガ枠】
f:id:rakkomaru:20180406124307g:plainボーマンダ
最強メガポケモン。物理が非常に固く、威嚇で後続の補助も可能。ほぼ一線級の受けポケモンとして採用可能。
受けとして使う際には、B振り毒羽物理受けが使いやすい(D振りはあくまで起点を増やすためであり、特殊受けは難しい)。なぜか鉄壁を覚えるが、鉄壁羽休め型ならエアームドの方が優秀。火炎放射、地震などの優秀なサブウェポンで差別化は容易であり、特殊型にしてハイボを使えば、受けルにつらい身代わり対策にもなる。

f:id:rakkomaru:20180406130014g:plainプテラ
ゲンガー対策枠。ゲンガーより早く、追い打ちも覚えるため、択を外さなければ対面からゲンガーを逃がさない。しかし、受けルにしては耐久値がイマイチで、受け出しは困難。
ステロや挑発などの優秀な補助技も覚えるが、普通に攻めた方が強い。砂も合わせればそこそこの特殊耐久があるのでワンチャンか。

f:id:rakkomaru:20180406130027g:plainタブンネ
特性に泣かされる勢。メガ進化するとノーマル妖という独特の耐性を手に入れるが、再生力という優秀な特性を手放してしまう。結果ハピラキの劣化に。
願い事+再生力により、ママンボウと対になる特殊受けが可能だが(通称「ママンネ」)、メガ後の特性が残念すぎる。メガ後も再生力であれば、ラッキーとの差別化も容易で、一線級の受けポケモンとして採用可能だった。今からでも遅くないので特性を変えてください。



以上が、準一線級として研究途中の受けポケモンたちです。
人によっては上記のポケモンを取り入れた受けループでレート2000を突破している人もいるので、十分に研究の価値があると思います。
今後は、私も面白い受けループの並びを開発したいと思ってます。

また記事を更新することがあれば、次回は、
「受けループ対策の対策」
について考察したいとも思っています。

受けループが更なる発展を遂げますように!