【SM・USUM】受けループ構築論(前編)
【はじめに】
お久しぶりです。らっこまるです。
前回の構築記事が意外に多くの方に見ていただけたので、また記事を更新したいと思っていました。
しかし、S6はやはり参戦する時間が十分に取れず、引き続きS7もUSUM攻略に時間がかかっていました。
現在はようやく対戦環境が整ったので、またS8から参戦したいと思っています。
そこで、今回は、受けループを布教するために、受けループの構築論について記事を書くことにします。
あまりに記事が長くなりすぎそうなので、前編と後編に分けたいと思います笑
【総論(構築の仕方)】
受けループの構築を考える際にも、一般的な攻めの構築と変わりはなく、
「使用率トップ30位以内のポケモンに負けない」
ということを基本に考えます。
そうすることで、
「不意の変なポケモンにやられた」
としても、
「大多数の一般的な構築に勝つ」
ことができ、全体としてはレートを上げていくことができます。
この考え方は、対面構築とあまり変わりはなく、
「相手を倒すことを主軸に考える」
か、
「相手に倒されないことを主軸に考える」
かの違いにすぎません。
そう考えると、受けループは
「汚い闘い方」
ではなく、
「堅実な闘い方」
であると分かってもらえると思います笑
そこで、まずは、使用率の高いポケモンを以下のとおり分類します。
①炎枠…
②水枠…
③電気枠…
④地面枠…
⑤鋼枠…
⑥その他メガ枠…
⑦その他一般ポケ…
⑧受け枠…
そして、各分類に対して、以下のとおり、対策を設定します。
①炎枠→水・岩
(※はXY両方同時に対応する必要あり)
②水枠→水・草
(※が重くならないように注意)
③電気枠→草・地面
(※対策は別途必要の場合あり)
④地面枠→草・飛行
(※の地割れ対策に飛行がいると好ましい)
(※の角ドリル対策にゴーストがいると好ましい)
⑤鋼枠→水・炎・鋼
(※対策に炎技が欲しい)
⑥⑦その他→各個対策
(※対策に、追い打ちで仕留める悪or逃げられるゴースト等が必要)
(※対策に、ゴツメ枠orゴースト枠が必要)
(※対策に鋼枠が必要)
(※対策は別途必要)
(※対策に草枠が必要)
⑧受け枠→対策不要
(※こちらが突破されることはないので、受けループにとっては無視すればいい存在)
これを見れば分かるとおり、まず、
「水枠」+「草枠」
が極めて重要です。
そして、次に、対策として、
「追い打ち枠」or「ゴースト等枠」
が必要です。
また、ここまでで
対策が不十分な場合には、
「ゴツメ枠」or「ゴースト枠」
が必要です。
さらに、ここまでで
対策が不十分な場合には、
「鋼枠」
が必要です。
最後に、
「対策枠」
「対策枠」
がいることを確認し、
「対策の炎技」
が添えられていることを確認しましょう。
一匹一匹で見ていくと、いつの間にか構築全体で穴が開いていたり、構築全体で対策過剰になっていたりするので、
こんな感じでエクセルの表を使って、〇△×をチェックしていき、PT全体のバランスをチェックするのがオススメです。
それでは、実際にどのようなポケモンを使えばいいのかは、後編(各論)でご説明します。